「CHIYO」立ち上げの理由
- 20 時間前
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はじめまして。
サイトに遊びに来ていただきありがとうございます。ファウンダー兼デザイナーの早川まゆです。
最初のジャーナルはやっぱり、「CHIYO」立ち上げの理由をお話ししたかったので、この場を借りてお伝えできればと思います。
私にとってのジュエリーとは
まず私にとってジュエリーは、単なる装飾品ではありません。
スタイルや感情を表現する要素なだけではなく、人生のさまざまな節目に自分へ贈るご褒美であり、その時の大切な記憶を思い出せる特別な宝物です。皆さまもそんな経験はジュエリーに限らずあるかと思います。
訪れた旅先が幼い頃の思い出の場所で、そこに遊びに行くたびに幸せな気持ちになったり。お付き合いしたての頃にもらったプレゼントの香水を大切に使い続けたり。
そこにはいつも当時の“記憶”が寄り添っていたのではないでしょうか。
私にとってジュエリーとは、自分が歩んできた人生の大切に残したい記憶が形になり、いつも手元を見るたびにモチベーションや励みをくれる、そんな存在でした。
こちらは私が一番最初にオーダーしたジュエリー。新卒で入社した会社の上司が私のためだけにデザインしたリングです。コンセプトは「どんな面でも輝ける早川さんでい続けてほしい。」
大好きな先輩からのそんな願いが、今でもずっと私の原動力になり続けています。
その時の学びや同期との切磋琢磨した尊い時間は、今でも唯一無二の経験です。

CHIYOが生まれた理由
私は現在「ジュエリーフォトグラファー」として今も数々のジュエリーを撮影しています。
メーカー様からブランド様、作家様方などの本当にたくさんのデザインに触れ、そのジュエリーたちをいかに美しく撮るか、最大限の魅力を引き出すための試行錯誤が楽しかったのです。
ふと30歳を迎えたある日、自分のこれまでのことを振り返るタイミングがありました。そしてSNSやスマホのカメラロールを見返し気づいたこと。
それは、“華やかさ” に自分が惹かれていなかったことです。
仕事を離れた私が心惹かれ、思わず映していたのはまったく別の情景でした。
窓からの光や早朝のまだ静寂に包まれた外の様子。
旅先で、時間を忘れて眺めた景色。
茶室やお寺を訪ねた時の余白のある空間や、そこに流れる少しの緊張感。
なぜ、私はそうしたものに惹かれるのだろう。
自分の心をたどりながら、何度も自問しました。
そして辿り着いたのが、CHIYOが体現する「自分を丁寧に扱う時間」という感覚でした。
私が惹かれていたのは、空間や物の美しさだけではありません。その中に身を置いたとき、急いでいた心が少しずつ落ち着き、自分自身を取り戻す感覚。畳の上で過ごした幼い頃の記憶や、まだ誰も起きていない早朝に、お気に入りの器でコーヒーを飲むひととき。田舎の実家に帰省する時、人がほとんど乗っていない電車にしばらく揺られる時間。
何気ない日常の中にある、そうした小さな「間」が、私に心の余裕を与えてくれていたのだと思います。
忙しい毎日を過ごしていると、知らないうちに自分の気持ちや感覚を後回しにしてしまいます。
前へ進もうとするほど、立ち止まることに不安を感じることもあります。
けれど、ほんの少し立ち止まり、自分を丁寧に扱う時間を持つことで、心は自然と整っていく。その積み重ねが、また新しい一歩を踏み出すための力になる。
そんな感覚をいつも側にあるジュエリーというかたちで届けたい。
身につけるたび、なんだか少し丁寧になり深呼吸ができる。
手元に目を落としたとき、今日という一日を大切にしたいと思える。
強い自分も、弱い自分も、どちらも今の自分なのだと思い出せる。
ジュエリーが自分を華やかに飾るためだけではなく、自分を雑に扱わないための静かな存在になれたら__。
CHIYOは、そんな想いから生まれたジュエリーブランドです。
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